肝臓の大病の兆候を示すγ-GTPの上昇した数値を下げる方法として最近注目されているのがミカンです。いうまでもなく、ミカンは日本人にとってはとても身近で馴染みの深い食べ物です。ビタミンCが豊富に含まれ、冬場の風邪予防にも有効だといわれています。
このミカンに豊富に含まれている「β-クリプトキサンチン」という成分が、アルコールが原因となる肝機能障害を抑える効果があると研究者に注目されているのです。研究によるとビール大瓶を1日に1本飲み、さらにミカンを1日に2個以上食べる人のγ-GTPの数値は、お酒をほとんど飲まない人の数値とほぼ同じくらいのレベルだったそうです。こうしたことから、γ-GTPを下げる方法としてミカンが注目されるようになりました。β-クリプトキサンチンは、他にもリウマチや糖尿病、ガンなどの予防にも効果が期待されています。
β-クリプトキサンチンはミカンの皮などに豊富に含まれているため、焼きミカンなどにすれば皮の栄養素が中身の方にも浸透し、より効率良く摂ることができるでしょう。
このように、γ-GTPを下げる方法として期待されているミカンですが、当然のことながらミカンだけを食べていれば病気を予防できるというわけではありません。多くても1日に5個くらいに数を抑え、ミカンだけでなく他にも様々な種類の食べ物をとり、バランスの取れた食生活を送ることが健康を維持するポイントとなります。



